大阪城公園の近くでランニングステーションを営みながら、「台湾サンダル」で走るイベントを開催している山本忠さん(63歳)です。
私は2011年より大阪城公園の近くでランニングステーション「ジョグスタ」を営んでおります。ジョグスタのマスコットはカメです。私がまさにカメランナーだからというわけではありませんが、初心者ランナー・これから走ってみようかなと思っておられるランナーを大切にしたいとの思いで開業し、間もなく14年目に突入します。
ランニングの最終目標は人それぞれだと思います。サブスリー、サブフォー、自己ベスト更新。そしていつしか走ること、身体を動かし続けることが身につき健康で楽しい人生を送れる、これも目標だと考えています。ジョグスタのサブスリー練習会やサブフォー練習会ではジョグスタが誇るコーチ陣に任せ、私は誰でも参加するだけで楽しくなれそうなランニングイベントに力を入れています。「灼熱のかき氷ラン」や「たこ焼きDeラン」も開催しました。そして今年から「みんな台湾サンダルマラソン」を始めました。
「みんな台湾サンダルマラソン」のルールはただ一つ。台湾サンダル(※)を履いて参加する!ということだけです。5km・10km・ハーフの3部構成ですがタイム計測や順位はありません。ただし大きな時計を設置し自分で自分の目標に向かって走っていただく。その場に集った「台湾サンダル」をはいたランナーが楽しい時間を共有していただければ十分だと思います。
開催のキッカケは、私が3年ほど前に台湾サンダルをはいた時、これは走るのがとっても楽しくなる!と確信したからです。ランナーの裾野を広げるにはぴったりだと思いました。初回の5月18日は55名の方が集まり、台湾サンダルのベテランさんが初めてはく方へ「慣れるまではソックスをはくと良い」と伝えるなど交流する様子も見られました。台湾のお菓子や食べられる完走メダルも好評で、7月に第2回の開催を予定しています。
本場台湾のマラソン大会では多くのランナーが「台湾サンダル」で走っておられます。3年前よりジョグスタでもこの商品を扱わせていただくようになり、まさに楽しくそして快適にランニングができると多くのランナーに好評をいただいています。実は私も当初は半信半疑でしたが、この「台湾サンダル」の快適さ、走りやすさに魅了されそれ以来ランニングシューズははいていません(笑)。先日も水都大阪ウルトラマラニック70キロをこの台湾サンダルで完走しました。
イベントを通して、ランナーの方に「なんじゃこれ!」「私も!俺も!」と集っていただき、楽しいランニング仲間の輪がもっともっと大きくなることを願っています。
※台湾でランニング用に開発され、片足100g程度と超軽量で、適度なクッション性と抜群の通気性が特徴。雨や水に強く汚れても洗えて、長時間・長距離を走っても疲れにくいサンダル
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