香川県を拠点にイベントを開催するランニングドランカーズ代表の栗原浩一さん(53歳)にお話を伺いました。

私は香川県を拠点にランニングイベントの開催やグッズ販売を行っています。元々はデザイナーとして働いており、ダイエットをキッカケに走り始めました。

様々な大会を経験するうちに日本各地や世界には面白い視点をもったランニングイベントが多数あるのに、地元に目を向けると速さを競う大会ばかり、ランニングの魅力はそれだけではないんだけどな、と思うようになりました。そんな時に「自分たちの遊び場は自分たちでつくる」という言葉に出会い、だったら自分やランナー仲間が面白いと思えるイベントを自分たちでやったら良いのでは?っと思い開催を始めました。

仲間と初めて開催したビルの階段競争イベントは、モシコムを使えば素人集団でもそれっぽい告知がちゃんとできたこともあり(笑)、大成功でした。仲間と作り上げる楽しさや達成感を味わい、もっと様々な企画・運営をやってみたいと思うようになり、今では月に1回程度でイベントを開催しています。

今年4月6日に開催した「ウルトラうどんマラニック(UUM)」は、毎年募集開始10分でチケットが完売する超人気イベントです。香川県高松市内を50km走るマラニックで、特徴はエイド5カ所がすべてうどん店ということ。速さは競わず楽しんだもん(食べたもん?)勝ちのうどん旅です。香川県ならではのイベントを開催したいと思い、うどん店さんと協力して企画しました。

コンビニよりもうどん店が多いといわれる香川県、讃岐の味を守りたいという思いもあり、こだわったことはチェーン店ではなく個性派店主のお店を敢えてチョイスしたことです。また、このイベントは完走賞より大切なのが完食賞!ということで、すべてのエイドでうどんを食べて完走した選手には、完走証に加えて「完食賞」を贈呈。スタンプラリーの様に、完食するごとにステッカーが貼られるようにし、今年は店主をあしらった「うどん脳(香川県のご当地キャラクター)」ステッカーが大好評でした。今回は約150人の方にご参加いただき、「観光も脚づくりもできてリピーターが多いことも納得!」「スタッフも選手も楽しんでいてアットホームだった!」とうれしいコメントをいただきました。

私がイベント開催で大切にしていることは、イベントに関わってくださるすべての方にとって1番のおもてなしを考えることです。参加者とスタッフ両方のホスピタリティ向上に着眼し、自分たちがしっかり責任をもてる範囲に活動を絞っています。これからもモシコムを活用して、面白いランニングイベントを展開していきたいです。

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