ランナーの故障予防につながるシューズ選び&はき方の提案をしている『シューズフィッティングアドバイザー』の衛守さん(29歳)。
現在200名以上のランナーが在籍している「ECOフォームオンラインサロン」で講師も務める彼にイベントの開催について綴ってもらった。

『シューズフィッティングアドバイザー』として活動している衛守篤です。
『シューズフィッティングアドバイザー』とは、その人にとってベストなシューズのフィッティングの仕方、使用するシューズに相性の良い紐の素材や通し方などをランナーの方にアドバイスするものです。

普段は会社に勤めながら、大阪をメインに月約2回イベントを開催しています。私は以前にスポーツ店のランニングシューズ売り場を担当していました。
ランニング未経験だった私は、店舗に立って販売できるまで、シューズのはかせ方を何日もの間研修をし、自分で走って試したりして、シューズのはき方を突き詰めていた時期がありました。
そのスポーツ店の経験から、2021年の夏頃に「シューズフィッティングアドバイザー」としての活動を始めました。

本格的に活動して半年、ランニングコーチとのコラボで、シューズフィッティングを絡めたイベントを開催した際に非常に好評をいただき、モシコムでもイベント開催を始めました。

開催するイベントでは、土台となる身体の可動域改善のトレーニングやケアも合わせて行います。
毎回イベントの最初に2人1組になり、スマホで動画を撮り合いながら、ランニングフォームや股関節、背骨などの動きのチェックを行います。そのあとに身体の機能向上のためのアドバイスを参加者一人一人の動きを見て声掛けをしていきます。
1回のイベントで走る距離は、フォームチェックも含めて1km程度ですが、普段なかなかできない“客観的に自分の身体の状態を知ることができる”ことが醍醐味と考えています。
レッスンの最後には「身体の動きが変わった!」というお声が飛び交っています。

毎回異なるテーマでイベントを開催していて、「シューズフィッティングレッスン」と題して、自分に合う蝶々結びや足首改善を学べるイベントをすることもあります。
その他にも、「体の仕組みから考える、“厚底カーボンプレートシューズ使用か否か”の判断基準&履きこなし方セミナー」というテーマで、“背骨の柔軟性”を踏まえた厚底カーボンシューズの選び方とはきこなし方をレクチャーしたイベントも過去に開催しました。

“良いシューズ”をはいてトラブルが減れば良いのですが、実際足の悩みやシューズの悩みは絶えません。足にとって良いシューズのはきこなし方や、身体の可動域改善によって、
足はもとより身体全体の故障予防につながり、故障の少ないランニングライフを楽しめる、ということを私のイベントを通して多くのランナーに広めていきたいと思っています。
11月に活動拠点を東京・千葉に移しますが、より一層ランナーの皆さんのサポートができたらうれしいです。

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